js-STARの教科書 XR+対応版 #22 〜7.t検定(1) t検定の基本・データ形式
t検定は、2つのデータの母集団が正規分布すると仮定できるとき、2つの標本の平均に差があるかどうかを調べる分析方法です。
2つのデータに対応がある場合と対応がない場合の2つの分析プログラムがあります。
正規分布が仮定できない場合には、ノンパラメトリック法を用います。
4.1 t検定の基本
js-STARのt検定は、2つのデータに対応がある場合と対応がない場合の2つの分析プログラムがあります。
・t検定(参加者間)
・t検定(参加者内)
4.2 データ形式
js-STARのt検定のデータは、参加者を縦1列にとり、その右側にデータを横1行に並べて入力します。これを 1人1行の鉄則 と呼びます。
4.3 基本的な画面構成
t検定(参加者間)はAs(1要因参加者間)、t検定(参加者内)はsA(1要因参加者内)とほぼ同じです。群が2群、または、水準が2水準に固定されています。